ダメ人間diary

その日その時思ったことなどを備忘録のようにつらつらと書いていく予定

ルールは破るためにあるのではない

最近通勤中に気が付いたら目が覚めてるような状態が時折あるので気絶しないためにも通勤中にスマホでポチポチと書いてます。

 

 

ルールは破るためにある。

学生時代によく詭弁で言った記憶があります。ルール破ってでもやりたいことがあるんだよってノリです。今にして思えばアホですね、いい思い出でもありますが。

吐いた唾を啜りにいく趣味はないので過去のことを蒸し返すような真似はしませんしその時何があったかも気にしないでください。とりあえず法に触れることではないです、色々なものに誓って。

 

 

そう、法に触れる。

働いている方は知っているとは思いますが架空の残業の水増しはカラ残業と言って詐欺罪などの犯罪になります。

これ、案外会社ぐるみで平然と行われてるもんなんですよ。私がやったかどうかはボカすとしてウチの会社でも話題になったことがあります。

 

そもそもなんでカラ残業なんかやるかというと私の考える限り二通りの理由があります。

一つは個人的に残業代が欲しいからこっそり付けるパターン。残業代稼がないと生活できない、でも残業するほど仕事も無いから付けるってやつです。犯罪に良いも悪いも無いですけどこれは次のパターンよりはマシです。個人的にやってるだけであって会社がマトモならその人を懲戒免職すれば済む(ほど単純かは分からないですが…)話です。会社の中に悪い奴がいた、というだけのこと。

 

もう一つはカラ残業する気も無いのに上司命令で後からこっそり付け足すパターン。これは最高にヤバいです、少なくともその上司の下は組織として腐敗してるパターンです。

IT系なんかだと稼働率というもので働き具合を管理しているところがあります。プロジェクトによって月にn時間分、n円とコストを用意してその分だけ働かせることを前提にする人より数字が優先されるシステムです。月160時間だったり140時間だったりと人やプロジェクトの状況によってまちまちですが、n時間分と付けられた時間は会社からすれば絶対働いてもらわないと困るものです。この数字が満たせそうにないと有給は取れないし最悪休日も出勤したりという悪魔が考案したような数字最優先のシステムです。馬鹿じゃねぇの。

そして普通に仕事をしていても優秀な社員たちによりきっちり仕事を終わらせ毎日定時で帰ったりしていると稼働率が満せなくなります。コストが余ってクライアントによっては怒るようです。逆に残業のしすぎで稼働率を大幅に上回ると会社が赤字になります。マネージャーが会社に怒られるみたいです。つまり会社にとっては稼働率キッチリ働いてもらわないと困るわけです。

少し話題が逸れましたが、つまりこの稼働率が低いときの最終手段として上司は部下にカラ残業を付けることを命じます。コスト単価の安い新人がターゲットになりやすいです。新人からすれば堪ったものじゃありません。臨時収入にはなりますが勝手に共犯者に仕立て上げられるのですから。

じゃあ犯罪にならないようにと毎日8時間以上働くことを命令する上司もいます、実際に残業してるんだから犯罪じゃないよね理論です。これもまた堪ったもんじゃないです。というか週50時間は絶対働けってそれはそれで問題だと思うんですけど。

 

私の場合は毎日2時間絶対残業+それ以上は働くなという意味不明な命令の元で先月は働いていました。コストを余らせるな、赤字にもするな。これを両立しようとすると毎日きっかり2時間残業する以外無かったわけですね。それ以上の残業は赤字になるのでサービス残業でヨロシクゥと。納得できるかバカヤロウ。しかもクソほど忙しく毎日6:30には家出て帰るのは早くても22:00前後な日々でした。というか今もそれ続いてます。

そうして先月は数十時間の残業時間が闇に消えました。記録では36協定にギリギリ引っかからない程度。後から怒られて修正したところがあるので本来の記録は無いです。取るべきだった。

 

告発すべきと思ったものの少なくとも出張中は黙ってようという辺りがダメ人間。今クビになったら実家に帰ることもできない八方塞がり。

 

 

書いてて怒りと悲しみと諦観と様々な気持ちが入り混じりまたしても纏まりの無い文になりましたがとりあえずこれだけは。

カラ残業は会社命令だろうとなんだろうと犯罪なので立ち向かう意思があるなら立ち向かったほうがいいです。立ち向かわなくてもそれをやってると確認した時点でさっさと逃げたほうがいいです。大企業でも割と平然と行われますし大企業だからこそ個人の責任にして尻尾切りされます。

強く生きましょう。

 

 

気が狂いそうな日々が続いているので明るい話題なんて書ける気がしない。